音威子府村ってどんな村?グルメやお土産、見どころを確認!
北海道で一番小さな村
音威子府村
旭川市と稚内市の中間地点に位置する、人口約630人の北海道で一番小さな村。彫刻家の砂澤ビッキ記念館「エコミュージアムおさしまセンター」、一般の方も利用できる木工芸体験施設「木遊館」、北海道唯一の工芸科「おといねっぷ美術工芸高校」があり、豊かな森林と工芸を活かした「森と匠の村」と呼ばれています。
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特集:名物グルメ「蕎麦」
音威子府村の広大な土地と寒暖差の激しい気候は、そばの栽培に適しています。特に8月中旬頃には、村全体が満開のそばの花に覆われ、畑で揺れる可憐で素朴な白い花は幻想的で雪にたとえられます。
また、音威子府産そば粉を使用した「黒いそば」が名物。そばの実の殻(甘皮)をそのまま入れて挽く「挽きぐるみ」という製法で作られ、麺の色が黒いことが大きな特徴です。
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お土産
新!!おといねっぷ蕎麦
元祖音威子府そばを製造していた〝畠山製麺〟が廃業した後、音威子府村出身の店主さんが営む千葉の飲食店〝音威子府食堂〟と、東京の飲食店〝音威子府TOKYO〟が、いち早く共同開発した黒いお蕎麦。
販売店(一部・取材時)
・めしや満福イケレ
・道の駅びふか
音威子府そば
音威子府村の農家さんが開発。噛みしめる度にザラっとした食感が伝わってくるくらいの荒々しさで、どこか懐かしさを感じる素朴な風味が広がります。
販売店(一部・取材時)
・めしや満福イケレ
・道の駅「もち米の里なよろ」
咲来そば
音威子府産キタワセソバの玄そば粉と江別産の小麦粉を「6:4」の割合で使用。しっかりまとまっていて喉ごしが滑らかです。
販売店(一部・取材時)
・お食事処咲来
・ビレッジショップこしん
観光
1978年に音威子府村に移住した彫刻家「故・砂澤ビッキ」が、亡くなる1989年まで創作活動を行っていたアトリエ「旧・筬島小学校」を、「エコミュージアムおさしまセンター」としてリニューアルオープン。
「アトリエ3モア(通称:砂澤ビッキ記念館)」として生まれ変わった施設には、砂澤ビッキの彫刻作品や大小数百点の作品を展示しています。
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音威子府村役場に隣接する芸術施設。著名彫刻家・砂澤ビッキと親交があった室蘭市在住の彫刻家・高橋昭五郎の彫刻とデッサン画が展示されている。
「木は山で育つもの、その木を私は彫り続けて来た。いつか自分の彫刻を山へ返したい」と思っていた高橋昭五郎は、幼少の室蘭を思い起こさせる音威子府村に生涯の作品を展示したいと考え施設の開設につながりました。
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明治2年に松浦武四郎が「北加伊道」を含む6つの候補を明治政府に提案したことで、かつて「蝦夷地」と呼ばれていたこの地が、以後「北海道」と呼ばれることになりました。
松浦武四郎の残した「天塩日誌」の記述などから、天塩川流域にあるここ筬島地区に『北海道命名の地』碑を建立しました。
関連リンク
音威子府村長 遠藤貴幸さん